獣医師ごきげんねこの日記ブログ

日々の日記やネコをはじめとした動物のこと、趣味のことなど綴ります。

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ブログ開設1ヶ月!(2)

それから16年、アイちゃんは我が家のお姫様として
たくさんの笑顔と思い出をくれましたo(^▽^)o
大きな病気もせず、段々歳を取ってきたなあとは思っていましたが、
最後の冬に帰省した時も元気でした。

でも、16歳の夏、リンパ腫になりました。
家族で話し合い、年齢のこと、なによりアイちゃんが
病院が大嫌いだということも考慮し、苦痛をともなう積極的な検査も
治療もしないことに決めました。
リンパ腫の治療には、人間と同じように抗癌剤の治療がありますが、
数ヶ月の延命と、それに伴うアイちゃんの肉体的、精神的苦痛を天秤にかけ、
アイちゃんには大好きなおうちで静かな最期を送らせてあげることにしたのです。

食べられなくなってからは、2、3日に一度は病院に通って、
皮下補液はしていました。
猫の背中の皮は皮下に余裕があるので、点滴を血管ではなく、
背中の皮下に入れることで徐々に水分や栄養分を吸収させることができます。
静脈輸液より痛みや恐怖心が少なくてすみます。


私は当時仕事で帰省することができず、家にいたら、
大嫌いな病院に行かなくても、家で私が処置してあげられるのに、と何度思ったかしれません。
ひたすら電話で母に様子を聞き、アドバイスすることしかできませんでした。


そうして、アイちゃんは調子が悪くなってから2ヶ月ほどで虹の橋を渡りました。
リンパ腫の進行は早いですから、覚悟はしていましたが。
その日は私がやっと休みが取れて、帰省する日でした。
その日の朝、アイちゃんは眠るように逝ったそうです。

ベランダで母が洗濯物を干している側で、
カゴに入って気持ちよさそうに日向ぼっこをしていて、
洗濯を干し終わって母が振り向いた時には、
本当に眠っているかのように亡くなっていたそうです。

病院で亡くなる子もたくさん見てきた中で、大好きなおうちで、
大好きな母の側で眠るように逝けたことは、
やっぱり無理な治療をしなくてよかったと、今でも後悔はしていません。


獣医師として、「死」には慣れているつもりですが、
やはり家族の死というものは違いました。
しばらくは、悲しくて悲しくて、写真を見ることもできませんでした。


でも月日が流れ、写真を見て泣き笑いできるようになり、
さらには泣かずに笑えるようになりました。


あれからもうすぐ3年。
悲しみも癒えてきて、記憶が新しいうちに、アイちゃんの思い出を
ブログに綴ることにした次第です。

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  1. 2016.06.04 (土) 19:24
  2. URL
  3. みーのシッポ
  4. [ edit ]

ごきげんねこ様 ブログ開設一ヶ月おめでとうございます♪(*^¬^*)パチパチパチパチ

アイちゃん‥‥本当にごきげんねこ様なら病状やら色々わかりますから複雑でしょうね
お辛かったと思います

最期は お母さまのそばで お日様にあたりながら 眠るように‥‥よかったと思います
もぉさっきから 涙が流れ仕方ないです。
なぜか動物の死には弱く涙が
ドラマなんかでもすぐに泣いてしまいます

アイちゃん賢そうなお顔
可愛いね姿
これからも楽しみにしていますね。
この さの字が消えなくてすみません。さ
  1. 2016.06.05 (日) 14:13
  2. URL
  3. ごきげんねこ
  4. [ edit ]

Re: タイトルなし

みーさん、お祝いコメントありがとうございます!

アイちゃんの最期のことを思い出しながら
記事を書いていて、久しぶりに私も泣いてしまいました。
でも、幸せな猫生だったと思いますe-68

これからもアイちゃんの思い出を共有していただけたら
嬉しいです!e-266

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プロフィール

ごきげんねこ

Author:ごきげんねこ
ネコが大好きな、アラフォー、獣医師、主婦です。ネコのこと、普段の生活のこと、趣味のことなどゆるりと綴っていきます。
今は動物のお医者さんとは違う仕事をしていますが、以前は動物病院に勤務していたこともあるので、何かお役に立つ情報などもご紹介できればと、
また、アニマルアロマセラピストの資格も持っているので、そんな情報も発信していこうかなと思っています。

写真のネコは実家で飼っていたアイちゃん(♀)です。

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