獣医師ごきげんねこの日記ブログ

日々の日記やネコをはじめとした動物のこと、趣味のことなど綴ります。

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獣医学科時代の思い出3

大学病院の外科学研究室時代の思い出です。

私の母校の研究室では、入院する子がいると、
4、5、6年生の学生が各一人ずつ付いて担当になり、
入院室の掃除、犬はお散歩、ご飯、薬の管理や投与、
傷の処置などを、先生の指導のもと行っていました。


私が4年生の時、雑種の中型犬で、かなりガウガウ(*`へ´*)な子が来院しました。
脚に腫瘍ができたので、オペで切除して、その後は少し入院したら、
後は自宅で消毒しながら通院してもらう、という流れのはずだったのですが、
その子は飼い主さんも手を出すと咬まれるという、なかなかの子で、
飼い主さんが「とてもじゃないけど傷の消毒なんてできない!」ということで、
完全に治るまで入院することになりました。

その子の世話は正直大変でした。
ご飯をあげる時も「ウ〜!!」ってうなるし、
散歩に行くためのリードをつけるのも、咬まれないように一苦労でした。
オペ後の傷の手当は、一人が首輪とカラーをしっかり押さえて、
もう一人がその間に消毒などを行うというものでした。

「あぁ、大変な子の担当になっちゃったな」と、まだ4年生の私は思ったものです。
ごはんや散歩など、主な世話は一番下っ端の4年生の仕事だったので、
私が一番咬まれる危険性も高い役目でした。
でも、つまりは私が一番その子と触れ合う時間も長かったのです。

舐められてはいけないと思って、咬もうとした時には本気で叱りました。
でも嫌なこと(治療)をされて我慢した後には褒めてあげたり、
日々本気でぶつかっていました。

腫瘍の切除範囲が広かったため、傷はなかなか治るのに時間がかかり、
入院も長くなりました。
そうして数週間が過ぎ、その子は段々私のことを
「ごはんをくれて、散歩にも連れて行ってくれる人」と認識し始めたのでしょう。
まだうなるものの、次第に慣れ始め、
ついには私の姿を見ると尻尾を振るようになったのです\(^o^)/
手を出すと「ウ〜」というものの、最初の頃ほどの本気度はなく、
散歩はご機嫌に行くようになりました。
機嫌がいい時には頭をなでさせてくれるようにもなりました。
先生も、私の姿を見て尻尾を振っているその子を見て驚いていました(*^_^*)

そうしてその子は無事に退院しました。


きっと愛情に飢えていたのでしょう。
飼い主さんは、私なんかより長い時間を共にしてきたはずなのに、
咬みつかれるということは、どこかで気持ちがすれ違ったまま、
飼い主さんが諦めてしまったのかなと思います。

犬が大人になってからしつけるのは大変ですが、
愛情をもって接すればいつか気持ちは通じるんだ
ということを学んだ良い思い出ですo(^▽^)o

あたしはよその人が来たら逃げま〜す=3=3=3
すやすや

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  1. 2016.07.08 (金) 19:43
  2. URL
  3. みーのシッポ
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ごきげんねこ様 こんばんは(*´ω`*)
ラブラブは過ぎましたか~

確かにスタンディングきついですよね。
座席 座ってませんもんね(笑)


ワンちゃん 最後はなついてくれたんですね。
そんな時ってすごく嬉しいと思います
お世話した甲斐があって 愛情も通じて本当によかった!!

親戚の犬はダルメシアンなんですが おじが二回 おばが一回 本気で噛まれ
最初の時にかな 獣医師さんに 保健所にとまで言われました
もぅ今は おじいちゃんですが
犬好きの従兄弟達も 触れません
万が一がありましたからね


あぁ今日のアイちゃんも可愛くて仕方ない!!
  1. 2016.07.09 (土) 16:26
  2. URL
  3. ごきげんねこ
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Re: タイトルなし

みーさん、こんにちは♪

BON JOVIのように座席がある場合は、
始まる前やアンコール前などは座って休憩できるのですが、
ライブハウスとかだと、開演までも立ってなきゃいけないから
辛いんですよね。
さらに、HELLOWEENとかは男性客も多くて激しいので、
小さい私は(157 cm)もみくちゃにされます( > < )

最初は前から3列目ぐらいに立ってたのに、
始まったらあれよあれよと押し流されて、あっという間に
真ん中より後ろに‥‥‥なんてこともありました。
以来、HELLOWEENでも2階の椅子席がある場合は
おとなしく椅子席を取るようにしました(苦笑)。

ダルメシアンに本気で咬まれたら怖いですよね。
なんとかおじいちゃんになるまで飼ってもらえてよかったです。

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プロフィール

ごきげんねこ

Author:ごきげんねこ
ネコが大好きな、アラフォー、獣医師、主婦です。ネコのこと、普段の生活のこと、趣味のことなどゆるりと綴っていきます。
今は動物のお医者さんとは違う仕事をしていますが、以前は動物病院に勤務していたこともあるので、何かお役に立つ情報などもご紹介できればと、
また、アニマルアロマセラピストの資格も持っているので、そんな情報も発信していこうかなと思っています。

写真のネコは実家で飼っていたアイちゃん(♀)です。

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